安心と安全が
信用に繋がる。
常に使う側に立って、
あらゆる角度から
商品を精査。
文学部卒/2009年入社
コンテンツセンター
品質管理担当
売る側から作る側へ。
社内の雰囲気の良さが入社の決め手に。
大学卒業後は肌着メーカーで販売職に就いていました。店舗で商品に関わっているうちに、どんな思いを込めてこの商品を作っているのか、作る側への興味が湧き、より上流工程の仕事にチャレンジしたいと思って転職を決意。いろいろ探す中で、当社の番組販売部での中途採用の募集に目が留まりました。“テレビ局に関わる仕事は何だかおもしろそう”。実はそんな漠然とした思いで受けたのですが、面接でこんな人たちと一緒に働きたいと思ったことが入社の決め手です。
契約社員として入社後、日本テレビからの業務委託で、番組を地方局に売り込む番組販売部に所属。3年目に正社員となり、トータル10年間ほど同部署に勤務していました。この間、日本テレビのプロデューサーと番組づくりに関して話し合うことが多く、テレビ局の人、番組、さらに自分の仕事の役割などを俯瞰して見ることができるようになり、どんどん仕事がおもしろくなっていきました。その後、1年半ほど産休・育休を取得。2021年に育休から復帰し、現在の部署に配属となり、主に当社が扱うグッズ類に関して、家庭用品品質表示法や景品表示法などの法律に則って、チェックを行う品質管理業務を任されています。
手に取った人に安心を届けたい。
手作業でのチェックが重要。
具体的には、生産管理担当者から提出されるグッズの仕様設計書と入稿データの確認や、サンプル現物の品質チェック、パッケージに貼付する商品識別コード(JANシール)の表示内容の確認などを行っています。また、グッズのデザインに関して商標確認が必要か否か、顧問弁理士に確認を行うこともあります。品質チェックの作業は、キーホルダーのキーチェーンを引っ張っての強度チェックや、陶器類などは手で触ってバリがないか、Tシャツはサイズや摩擦チェックなど、手で行う地道なものです。問題を未然に防ぐことが目的のため、目立つ仕事ではありませんが、製品の信頼性や、ひいては企業のブランド価値を守るための最後の砦となる重要な役割です。心がけているのは、常に“使う側の立場に立って考える”こと。手に取った時に危険はないか、組み立て説明書はわかりやすいかなど、常に初めて見る感覚でチェックすることを意識しています。
以前急ピッチで進行しなければならないイベントがありました。1日に大量のサンプルが届き、短時間で正確にチェックしなければなりません。しかも私は時間短縮勤務中で残業ができません。困り果てていると、周りの人たちがサポートしてくれました。社内には経験豊富な人が多いので、緊急事態の判断がとにかく早い!心強い仲間がいて本当にありがたかったです。そんな中、2022年にアニメ事業における品質管理への貢献が認められ、団体社長賞を受賞。仲間と一緒に誠実に仕事と向き合ってきたことを評価してもらえたことはとても嬉しかったです。
不安だらけだった復職でも、
新たな働き方で精神的にも余裕が。
育休から復帰する際、仕事のブランクがある上に、コロナ禍でリモートワークという新しい働き方への対応、さらに知識がない状態での配属だったため不安ばかりでした。ただ、今の働き方になってから、通勤時間を家事や家族との時間に充てられますし、子どもの急な体調不良でもすぐに子どものお迎えにも行けます。朝の準備が忙しい時は、始業時間を遅らせて、その分を在宅勤務の日にカバーするなど、フレックス制度も活用。精神的にも落ち着いた毎日を過ごすことができています。子どもは自分の思い通りには行動してくれないものです。いざという時のために先を見越して準備をしておく。この姿勢はすべての仕事の進め方にも役立っています。
私はものづくりの業務経験がないままに、品質管理の担当となりました。コンテンツセンター全体を把握するためにも、ゆくゆくは他部門の仕事も経験しておきたいと思っています。その上で、品質管理の立場から能動的に社内に情報を発信し、社内全体の品質管理の意識を高めていくことで、品質の向上とコスト削減の両立に貢献していきたいと思っています。とはいえまだ子どもも小さいので、しばらくは家庭を少し優先したいと思っています。焦らず自分のペースで。それが叶えられるのは、当社の最大の魅力だと思っています。
Daily schedule
1日のスケジュール
9:30
出社。メールチェックと、1日のタスクチェック
11:00
10:00
商品の入稿データ確認や契約書作成作業など、PC作業をメインに行う
社内定例ミーティング
12:00
13:00
昼食。出社するときは同僚と外にランチに。テレワークの日は自宅でさっと済ませ、夕食準備など家事も行う
品質管理業務。サンプル現物の品質チェックを行う。気になる箇所があれば、生産管理担当者に確認をとり、改善の依頼をする
16:30
終業。保育園に子どもを迎えに行き、18:30頃帰宅。その後は家族との時間を過ごす